人工関節、関節疾患、入院/リハビリテーションに関する情報をご紹介します。
人工関節は医療用に開発された関節で、膝関節・股関節・足関節・肘関節・肩関節・指関節などがあります。
痛んだ関節を全部取り替えるわけですから、痛みをとる手段としては画期的です。
いままで痛みの中で生活していたものが、痛み無く過ごせるようになることは、患者さんにとっては第2の人生を手に入れたのと同じです。
しかし、人工的に作られている以上は寿命があります。
現在では人工関節を入れ替える技術も進歩し、より手術を受けやすくなりました。
人工膝関節
人工股関節
変形性股関節症
人工股関節のレントゲン写真
老化とともに股関節が痛んでくる病気です。
関節の隙間が狭くなり次第に痛みが強くなります。
日本人は臼蓋形成不全といって臼蓋の低形成が原因であることが多いです。
主症状は股関節痛、可動域制限、歩行障害などです。
治療はまずリハビリや薬物療法といった保存的療法を行います。
手術療法は年齢や病期の進行具合で変わってきます。
レントゲン写真は個人の承諾を得たうえで掲載しています。
変形性膝関節症
人工膝関節のレントゲン写真
股関節と同様に老化とともに膝関節が痛んでくる病気です。
日本人はO脚が多く、おもに膝の内側が痛んできます。
正座ができなくなり、進行すると膝関節に水がたまります。
治療はやはりリハビリや薬物療法といった保存的療法を行いますが、痛みが取りきれないときには人工関節を入れる手術をおこないます。
レントゲン写真は個人の承諾を得たうえで掲載しています。
関節リウマチ
関節リウマチは自分の体の関節を自分自身が攻撃してしまう自己免疫疾患です。
おもに膝・手・肩・股・足関節が破壊され、痛みをともないます。
現在ではリウマチに効果のある薬が進歩していますが、一度壊されてしまった骨は人工関節に入れ替えるしかありません。
人工関節手術を受けるために入院される患者さんの基本的な流れをしめします。
- 当院では手術に際して他人の血液を輸血せず、自分の血液を輸血する「自己血輸血」をおこなっています。手術前に自分の血液を献血しておき、手術当日にその血液を輸血します。
輸血による副作用を最小限にするためです。 - 手術した当日および翌日はベッドの上ですが、2日目からは車椅子に乗ることができます。
- 実際に体重をのせて歩き出すのは、手術後1週間です。
- リハビリは個人差が大きく影響しますので、手術後退院までは3週間から6週間ほどです。
リハビリは当センター専属の理学療法士、作業療法士が担当いたします。
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