グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




栄養部


栄養部では、幼児から高齢者に至る幅広い年齢層の方々に、医師の指示に基づいて、その年齢・病状・残存機能に適した食事を提供しています。併せて、食事の指導・相談を行っています。

給食サービス

1. 食事への取り組み

「患者樣に安全で美味しい食事を提供します」を基本方針とし食事を提供しています。
長い入院生活の中で、飽きのこない食事作りに力を入れています。また、提供している食事が、栄養指導の教材・退院後の食事の見本となるよう栄養バランスに配慮しています。

2. 食事の種類

幼児前期・幼児後期・学童前期・学童後期・成人の5つの年齢区分に分けて献立を作成しています。糖尿、肥満、高血圧、脂質異常症などの治療が必要とされる方にはその症状に適した食事を提供しています。

3. 摂食・嚥下障害のある方の食事

摂食・嚥下障害のある方の食事では、患者樣の状態に応じた食事を提供しています。
主食では普通のご飯や軟飯、全粥のほかにペースト粥なども提供しています。副食形態は一口大にカットしたもの、きざみ、ムース状のもの、ペースト状のものなど、患者さんの病状・障害の程度に合わせて対応しています。

常食

常食(一口大)

ムース食

やわらか食が始まります!
イメージは、形はあるのに箸やスプーンで簡単に切れて、口の中でまとまる食事。

スプーンでカットしたり、押しつぶしたり、食材の柔らかさやまとまり感が分かる動画もご覧ください。

4. 行事食等

お正月・ひな祭り・クリスマス等の年間を通した行事に合わせた食事はもちろんのこと、長い入院生活の中で少しでも食事が楽しみとなるよう、施設毎にイベントメニューを提供しています。成人施設では秋の行楽弁当、愛育園ではキッズプレートやおやつバイキング、更生園では利用者の方々と一緒に考えた特別メニューを提供しています。

5. 栄養管理

入院時のスクリーニングやアセスメントを管理栄養士だけでなく医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師などの多職種で行うことで、患者樣の栄養状態の改善に努めています。
また、NST(栄養サポートチーム)では医師、看護師、管理栄養士、臨床検査技師、薬剤師、リハ療法士、が週1回の回診を行い、低栄養や食欲不振等の方々に介入しています。
管理栄養士は病棟毎に担当制となっており、責任を持って患者さんの食事内容等の調整を行っています。

6. 栄養指導

ア.個別栄養指導
食事療法や食事内容についてのご相談を予約制で行っています。
指導内容としては、糖尿病や肥満、高血圧、脂質異常症、ペースト食やムース食の作り方、体重増加不良のお子様の食事相談などがあります。管理栄養士が様々な資料を使い、分かりやすく指導しています。
イ.集団栄養指導
親子入園や更生園の健康づくりプログラム、回復期リハビリテーション病棟での病棟講座など、それぞれのニーズに合わせた内容で指導を行っています。
ウ.食育活動
愛育園では、食体験の乏しいお子様、偏食傾向のあるお子様がいることから、食事の大切さを知る機会となるよう、食育活動として、ごはんやパンが出来上がる時の香りの体験、カレーが出来上がるまでの工程のスライド上映会、厨房見学ツアー等を実施しています。