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福祉局長挨拶


新しい一歩"を踏み出す瞬間に立ち会える、やりがいのある職場です
 当センターでは、NICUから退院直後の乳幼児から介護保険の対象となる成人利用者まで幅広い方々を対象に、多職種によるチームアプローチだからこそできる支援を展開しています。医師や看護師、リハスタッフ、栄養士等から、多くの専門職の視点を学ぶことができる一方で、福祉職としての専門性を問われ、自らの専門性を高めることに繋がります。
 保育士は重い障害を持った子どもたちに、たくさんの遊びを通して表出を引き出し、ご家族がわが子を「愛おしい」と思えるよう親子の愛着関係を育みます。
 介護福祉士は、高次脳機能障害や脊髄損傷、重症心身障害、濃厚な医療的ケアのある方たち等に対して、入院・入所中に安心安楽な介護を提供するだけでなく、自宅を訪問し住環境や介護のアドバイスをするなど、在宅生活でQOLを高めるための支援を行います。
 社会福祉士は、重度の障害や複雑な社会背景など、他の機関では受け入れの難しい障害児者の支援の必要性を多職種に伝え、最後の砦として県立施設の役割を担えるよう努めます。そして、障害児が一人の子どもとして地域で健やかに育っていけるよう、また障害者が社会で新しい一歩を踏み出せるよう、本人と家族に寄り添い地域機関と連携した支援を行います。
 重い障害を持った子ども達がとびきりの笑顔を表出し、お母さんも子育てを楽しめるようになる。障害が残り絶望していた方が、新しい職場で生き生きと働きだす。責任は重いけど、そんな瞬間に立ち会える、やりがいのある職場です。ぜひ一緒にお仕事ができると嬉しいです。