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成人作業療法科(成人OT)


■第1 OT科

脳血管障害の患者さんを中心にリハビリを行います。
■第2 OT科

脊髄損傷、慢性関節リウマチ外来の患者さんを中心にリハビリを行います。

身体機能障害に対する作業療法

手・腕の機能回復を中心に、病気や事故により麻痺をした身体の運動機能・感覚機能の回復を図り、個別リハビリを行っています

PSB(腕を支えて重みを取る道具)を使ったリハビリの様子です。筋力が足りなくても動作できます

麻痺した筋肉に電気刺激を与えて指や腕の動きをしながら、リハビリを進めることもあります

ReoGo-J

麻痺側上肢の訓練をロボットを用いて行います

CI療法

麻痺側上肢を集中的に使用し、生活の中で使用する訓練を行います


高次脳機能障害に対する作業療法

個別リハビリ及び集団活動を通して、高次脳機能障害の改善を図ると同時に、自身の障害の認識や代償手段の獲得を促し、在宅生活・復職・社会参加に向けた支援を行います

パソコンを使用した訓練の様子です
(Wordを使用した文章入力)

グループで注意力の課題に取り組んでいる様子です


身の回り動作(日常生活動作)練習

起き上がる、座る、立つ、乗り移るなどの基本動作の他、食事、更衣(着替え)、排泄(トイレ)、整容、入浴など、毎日繰り返し行う諸動作(日常生活動作)の再獲得を目指し、訓練室での模擬練習や実際の生活場面での練習を行います

①脳血管障害

入浴シミュレーターを使って自宅浴槽に合わせた動作練習を行います

②脊髄損傷

脊髄損傷者の方でも入浴しやすい高床式の浴室で入浴動作練習を実際に行います


家事動作練習

単身者、主婦の方を主な対象に、障害が残った状態でも調理、買い物、洗濯、掃除といった家事動作が行えるように、動作練習・支援を行います


住環境整備・福祉用具活用支援

車いす使用や杖歩行の状態で退院される場合、患者さん・ご家族様がより暮らしやすく、安全な在宅生活を送っていただくためにご自宅へ訪問し、住宅改修、福祉用具活用に関するアドバイスを行います。福祉用具に関する詳細情報は「千葉リハビリテーションセンター テクノエイドセンター」をご参照ください
例)洗面台
足の入るスペースを確保し、正面から洗面台にアプローチできるよう改修しています

改修前

改修後


自助具作成・マッチング

自助具とは、心身機能の影響により日常生活の中で困難を来している動作を、できるだけ患者さん自身で行えるように補助したり、より快適に行えるように工夫した道具のことです。患者さんやご家族の状況に合わせ、自助具の作成や市販品の紹介を行い、実用へと繋げていきます


作業療法士による病棟レクリエーションの提供

週に1回、回復期病棟にて、患者さんの精神賦活や患者さん同士の交流の機会作りを目的に、運動や季節に合わせた作品作り、ゲーム等を行っています


自動車運転支援

当センターでは、脳損傷により高次脳機能障害を有する患者さんに対し、視力・視野検査、神経心理学的検査、ドライビングシミュレーターを実施し、必要な方には実車評価を行っています。医療機関の立場で、安全な運転再開が可能かどうかを検討しています

ドライビングシミュレーター

教習所での実車評価

運動障害がある方(CVA、脊髄損傷)に対しては、ハンドル旋回装置・左ウィンカー・左アクセル・手動運転装置なども使用し、評価を行っています


科内勉強会

スタッフが定期的に集まり外部の勉強会の伝達やレク・福祉用具などをフォーカスした勉強会を開いています。勉強会を通して、知識の共有や技術の向上を図ります

勉強会で行っている内容
  • 研修会の情報伝達
  • 治療器具の紹介、操作方法について
  • 福祉用具の使用方法について
  • 手技や評価方法について、等々